地方&非大卒&非正規雇用の逆3拍子!非エリート社長が起業してナリアガリをつくるまで。
2回目の上京時、リベンジ上京の際は東京に来てまず何をしたんですか?
佐野さん:
東京に来る時は、行き先は決まってました!
派遣で工場で働いてる時に、いろんな成功者の本とか読む中で、飲食店経営者、外食産業経営者の方の本が結構多かったんですね。
飲食店で、何店舗も経営し年商何十億とか、何百億億とかっていう本が結構多くて。
読んでた本の中の一冊で、飲食店コンサルタントの人の本があって、今だったら金融業だなって分かるんだけど「300万円の頭金貯めたら、お店の金額融資しますよ!」みたいなのがあって、それに応募したら通ったんですよ。
ただ、その時はまだ300万円ないから、300万貯めたらまた連絡してきなって言われて、300万円貯めた瞬間にすぐ電話したんですよ。
そのコンサルタントに300万貯めましたって電話して、「本当に貯めたのか!」てビックリされて(笑)
じゃあ、今から上京しますねって言って上京してきましたね。
任せられるであろう予定の飲食店が江東区に既にあったんですけど、僕を面談してくれた飲食コンサルタント人が、「俺独立するから、お前一緒にやらない?お前絶対営業できるから!」と急に誘われて(笑)
「俺についてこい」って言われて、 結果その先輩の会社の創業を手伝うことになりました・・・
上京してすぐのペーペーが「○○株式会社 取締役」って名刺持たされて飛び込み営業をさせられて(笑)
で、結局その方の会社がなかなか軌道に乗らなく。。。
1回だけ給与もらって、半年間給与でなくなって(笑)無給でやく半年。
順調に貯めてきた300万円が溶けましたね(笑)キレイに。
で、このままでは生活できないので、ここからどうするかと考えて。人生ゲームで言うと「振り出しに戻る」の状況(笑)
1回ベンチャー企業へ就職して、企業の成長段階を見てから改めて起業しようと考えて。。。
業種は問わず、年商2億以下で、社長が面白そうだなっていうところを探そうと思ってハローワーク行ったんですよ。
そこでハローワーク行かないよね。普通(笑)
ハローワークの人に「起業したくて、年商100億以上の会社作りたいから、そのために勉強できる会社紹介してくれ」と言ったんです。窓口のおじさんに。
そうしたら、そのおじさんから、もの凄く冷静に「あのね、 ここは君みたいな目がキラキラした人が来るところじゃないから、後ろ振り向いて見なさい」って言われて。後ろ向いたら、ソファーに職に困った眼が顔が死んでる、40代50代ぐらいの方々がたくさんいらっしゃって(笑)まー、これは笑い話として。
結果、ハローワークで数社情報をピックアップして。
その時ブログ全盛だったので、ハローワークでピックアップした会社の社長で、ブログ書いてる人を探して、気になった社長のブログの記事全部読んで。で、面白そうだなと思って応募して入社させて頂けたのが、20代を過ごした人材系のベンチャー企業です。
人材系ベンチャー企業に入ってから起業するまでのストーリーを聞かせてください!
今、その会社は上場しているんですけど、当時、僕が入った時は債務超過で倒産しそうな状況の時でして。
入社時、僕は24歳位だったかな。
ベンチャーって自分みたいに凄いやる気のある人たちの集まりかなと思ってたら、そうでもなくて。
当時は、普通の熱量の人が多い印象でした。
会社大きくするぞ!みたいな感じじゃない空気感の中に、ちょっと1人熱量が違うやつ来たぞ!みたいな感じで(笑)
そこから様々な大手のクライアントを担当させて頂き、どんどん仕事も任せて頂き、出世させて頂いてビジネスの経験を積ませて頂きました。最終的に20後半の時に、まだその会社の規模が小さい時に役員までやらせて頂いて。
スーツ着る職業に就かないと思ってた自分が、結果、その時は365日スーツしか着てなかったていうオチです(笑)
休みなくずっと働いてたから、気づいた時、プライベートで着る服なくて、夜にコンビニ行くときとかも着る服スーツしかなくて、スーツに着替えてコンビニ行くっていう(笑)
その時はスーツは皮膚ですって言ってたな(笑)
そんな感じで20代を過ごして、30歳の時に独立したっていう流れですね。
ナリアガリインタビュアー:
ありがとうございます!笑