ヤンチャだった学生時代>メガベンチャーからのベンチャー企業>天然水事業で起業!までのストーリー
小寺毅さんのこれまでについて
ナリアガリインタビュアー:
ナリアガリキャリアインタビューへの取材協力ありがとうございます。
今回は地方ヤンキーから上京後、ホストクラブのアルバイトを経てソフトバンクに就職後、現在は天然水起業されている小寺毅社長にインタビューさせていただきます。
本日は宜しくお願いします!
小寺さん:
ヤンキーではないですけど(笑)
はい。宜しくお願いいたします。
まずは幼少期に憧れていた職業って何でしたか。
小寺さん:
幼稚園の時に新幹線が好きすぎて、新幹線の設計士になりたいと思ってました。
ナリアガリインタビュアー:
だいぶニッチですね(笑)
小寺さん:
新幹線が好きで、子供の頃は新幹線の絵ばかり書いており、それを職業にしたいと思っていました。
ナリアガリインタビュアー:
なるほど。
絵がうまかったんですね。
そこから徐々に現実を見始めて、高校生ぐらいの時になりたかった職業って何でした?
小寺さん:
警視総監です。
全く勉強をせず、バンド活動とバイトをしながらヤンチャしていた高校2年生の時に見たドラマに影響され、警視総監になりたい!と急に思い立ちました。
ナリアガリインタビュアー:
なんで警察官じゃなくて警視総監だったんですか。
小寺さん:
悪いやつを一網打尽に全員逮捕してやりたかったんですよね(笑)
目標は大きい方が良いと思いましたので、トップを目指しました(笑)
ナリアガリインタビュアー:
(笑)
地元は広島でしたよね。
結構やんちゃな方が多い地域と聞きますが、小寺さんもヤンチャだったんですか?
小寺さん:
一線は超えなかったレベルのヤンチャさでした(笑)
現代の言葉で言えば、マイルドヤンキーでしたね。
ナリアガリインタビュアー:
言える範囲、言えない範囲あると思うんですけど、どの程度のヤンキーだったんですか?
小寺さん:
それは秘密にさせてください(笑)
とにかく一線は超えていません(笑)
ナリアガリインタビュアー:
高校生って様々な道に分かれると思うんですよね。
高校卒業してそのまま就職する友達とか、大学へ行かれる方だったりとか。
小寺さんは結果として大学生になり、上京してきたと思うのですけども。
高校卒業後の進路はどういう風に考えていたんですか?
小寺さん:
当時偏差値が30しかなく、現役のうちには大学に行けなかったのですが、1年の浪人後に東京の大学に進学しました。
父が「日本全てを知りたいならまずは東京へ行け」というアドバイスもありました。
現役〜浪人時代は、毎日10時間以上勉強しましたね。
今までの自分が嘘だったように勉強に明け暮れ、大学合格時は、両親も祖父母も泣いて喜んでくれたのを鮮明に覚えています。
ナリアガリインタビュアー:
大学はどちらでしたっけ。
小寺さん:
法政大学の国際経済学部です。
ナリアガリインタビュアー:
1年の浪人だけで法政大学行かれたんですね。
すごいですね。
大学進学後は、卒業後の進路をどうお考えだったんですか?
小寺さん:
全く何も考えていませんでした。というのも、東京に馴染めなかった大学生活でした。
明るい性格ではあるものの、人見知りで、大勢で行動するのが好きではなく、とにかく尖っていたのと、自分から歩み寄らなかったのが原因です。
また当時は、バリバリの改造車、当時VIPスタイルという雑誌が流行っており、悪そうな車が広島でも大流行しており、そんな車で大学に通っていました。
窓はフルスモークで、車高は地面スレスレに低く、車内はブラックライトが光り、大学の人達は、私と絶対友達になりたくない、と思っていたと思います。
現に、私のFacebookには、大学の友達が3人位しかいません。今は少し後悔しています(笑)
ナリアガリインタビュアー:
小寺さんは、大学時代にホストのアルバイトをしたと聞きましたが、なぜホストを選ばれたんですか?
小寺さん:
ホストはアルバイトではなく、社員でした。
大学が副業みたいな。
というのも、入学後にたくさんのアルバイトを経験したのですが、先ほどお伝えした通り、とにかく尖っていて、何をするにも続きませんでした。
仕事が嫌だというよりは、一緒に働く人と気が合わない、と勝手に思い込んでいました。
結果、大学も辞めて、広島に帰るつもりだったのですが、広島の友人たちへの土産話を最後に作りたく、同郷で東京にきていた友人のお誘いもあり、ホストクラブに入りました。
普通の大学生では味わえない、ハイリスクハイリターンな毎日にハマってしまい、週6日間、学生生活の前半はホストの記憶しかないくらい没頭しました。
ナリアガリインタビュアー:
ホストの貴重な経験の中で何を学ばれたのでしょうか?
小寺さん:
大きく価値観が変化しました。
ナリアガリインタビュアー:
どんな風に変化しましたか?