大手通信企業経営企画室>リクルート部長>ベンチャー企業COOが語るポータブルスキルの磨き方!
西さん:
ちょっと難しいとこではありますけど。
私はずっと戦略部門とか企画部門にいたので、ちゃんと思考することだと思いますね。
それぞれの課題を楽しみながら思考すること。
ナリアガリインタビュアー:
なるほど、他にありますか?
西さん:
あとは言語化ですかね。
言語化をし続けてちゃんと要因分析し、その問題がなぜ起きているのかを発見することです。
この理由がなんだったのかをちゃんと言語化して、次にどう活かすのかっていう点の言語化を正しくすることだと思いますね。
ナリアガリインタビュアー:
ちなみに大手通信企業、リクルートだと、そういう人たちもたくさんいる印象があるんですけど、今の会社は、美容師さんも多くいらっしゃり、今まで関わってきた方々とはまた違うカルチャーの方々だと思うのですが、その方々へのマネジメント方法はどうしているのでしょうか?今までとマネジメント方法を変えた点あればお伺いしたいです!
西さん:
初めはそこに対し美容師さんだから、ちょっとここ気使おうかなって、自分の中で変にブレーキかけていたんですけど、話してみると基本的な考え方は一緒で。
自分が売れなくちゃいけないという厳しい環境に置かれている職業なので。
なので、同じようなルーチンをやってるビジネスパーソンより思考力高いんじゃないかなと感じる時があります。
美容師さんを本社の企画部門に入れたりと、ちょっとずつやり始めてるんですけど、企画の筋は結構良いですし。
何が言いたいかと言うと、美容師さんだから何か変えなくちゃいけないって初め思ってたんですけど、そこまで変えなくても良いというのが私の答えですね。
ナリアガリインタビュアー:
ちなみに、「美容師さんの経験を生かされて、美容師さんのキャリアアップをどう図るか」みたいなアドバイスもされてらっしゃるんですか?
西さん:
してますね!
美容師に関わらずっていう部分もあると思うんですけど、その美容師さんがどうなりたいかをちゃんと聞くことが大事だと思っています。
ただ、美容師さんって40歳が1番ピークだよねとか、30歳がピークだよねみたいな考え方があって、その後は経営側に回らなくちゃいけないみたいな空気があり、そういう流れで独立していく方も結構多いんです。
後は、美容業界に限らずどこの業界もそうですけど、人が少なくなってきてるんです。
採用できなくて、お店開けないみたいな話も良く聞きます。
美容業界ではさらにその傾向が強まるので、個人で独立しても採用できなくてうまく回らないとか、売り上げが想定以上いかないっていうのは、多く発生している現象です。
そのような課題に対し、焦って独立するとか、無理に経営側に回ってリスクを負わなくてもいいようなキャリアプランを作ってあげたいなというのが個人的な想いです。
ナリアガリインタビュアー:
素晴らしいと思います!
西さんご自身の今後のキャリアはどういう風に描いてますか?
西さん:
現在、サロン事業の責任者やっていて、はじめは6店舗だったのですが今は25店舗になっています。
約3年で今の規模になっておりまして、今後更に拡大していきたいと考えています。
美容業界ってブラックな業界というイメージを持たれがちなので、その点をクリーンにして、かっこいい職業だということを世の中に伝えたいです。
加えて、40代、50代になったらどうしようみたいなの潜在的な悩みをちゃんと払拭してあげられるような、そんな働き方を提供してあげたいなというのが目標ですね。
その問題解決を成し遂げることが、私のキャリアというか、今大切にしたいところの1つですね。
その問題をクリアした時に、また次のステージが見えてくるのかなと思っています。
ナリアガリインタビュアー:
ありがとうございます!
素晴らしい目標ですね!
ちなみに、西さんのご経験に基付き、普段美容師にアドバイスしている部分で、ナリアガリの読者に共通する部分がありましたら、是非、アドバイスお願いします。
西さん:
ちゃんとやりたいことを決めて、やりきることだと思いますけどね。
失敗してもいいと思うんですけど、すぐ逃げちゃうと、得られるものは少ないので。
自分で頑張ろうと思ったことがあるんだったら、それをしっかりやりきるところが成功においては重要だと考えます。
成功というか、良いキャリア形成などより、良きビジネスパーソンとしてのキャリアデベロップメントとしては必要なんじゃないかなと思います。
ナリアガリインタビュアー:
ありがとうございます。
最後に是非、ナリアガリにもアドバイスをください(笑)
西さん:
そうですね(笑)
佐野さんから初めてお話を聞いた時は、どんなサービスなんだろうなと思ってたんですが、やはり美容師さんと仕事をさせていただいて、私のこれまでの職場は、大卒の方が多い環境ではあったんですが、別に大卒であろうがなかろうが、考えてる人は考えてるし、できる人はできると感じました。
大卒でも頑張らない人は頑張んないし、結局「その人個人がどうやってそのパフォーマンスを発揮するかだけ」だと思ってます。
キャリアとか、これまでの経歴っていうのは、1つのブランドって言ったら言い過ぎかもしれませんが、1つのキーワードぐらいしかないかなと思ってます。皆さんが大切したいものを自分で考えながら、パフォーマンス出していただくってことが1番重要なのかなという風に思ってます。
ナリアガリインタビュアー:
ありがとうございます!!
本日はお忙しい中お時間いただきましてありがとうございました。